一冊のエキス

「スケジュール管理」

2010年06月27日 ※「無趣味のすすめ」村上龍 、幻冬舎 (2009年)P114〜119


村上龍が月刊「ゲーテ」で連載していたコラムをまとめた本、「無趣味のすすめ」の
中の一節。スケジュール管理について、痛烈かつ本質を突いたコメントが書かれてい
ます。

巷ではスケジュール管理術、時間管理術、手帳で成功する法、などといった書籍が大
人気です。

それに対し、村上龍は、
「やるべきことを自身で把握できていない人は、スケジュールもへったくれもない」
と厳しく指摘します。そして
「やるべきことを把握しても、それらに優先順位をつけられない人はスケジュールを
考えても意味がない」
と続けます。

最後に、
「スケジュールを管理する、という概念を一度放棄する」
といいのではないか?と提案しています。

「仕事とプライベートにおけるその人の優先順位が、その人の人生なのだ」
と。


人間は考える葦(=思考する生き物)ですが、思考したことを「行動」に移して人そ
れぞれの役割を果たすのが、人間の存在意義である、といった意味のことを、生前の
釈迦(ブッダ)が言ったといわれています。


さて、やるべきこととその優先順位を導き出す「補助ツール」として、「手帳術」そ
の他のノウハウが流行っているわけです。
しかし、お薦めは、白紙の紙にペン。これが最強ツールです。

既成フォーマットの存在は確かに「発想の補助」になりますが、発想に「枠」をつく
ってしまい、発想の幅をあらかじめ拘束してしまう、という欠点もあります。

なので、白紙にフリーハンドで自由に書く。


そして「書き始めること」そのものが重要です。
手を動かして書く行為が脳にスイッチを入れてくれ、新たな発想が湧き上がってくる
のです。


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